2022.07.19 最終更新
なぜ高卒は話がつまらないと言われてしまうのか|視野を広げてよりよい自分へ
・高卒が話がつまらないのは視野の狭さが原因のことが多い
・視野の狭さを自覚して、率先して視野を広げる、会話術を身につけるだけでも会話の印象は大きく変わる
・それでも揶揄してくる場合は指摘側に問題があるケースも。気にしすぎず自然体で会話できる意識することがおすすめ。
1.話がつまらない人の特徴
まず話がつまらないと思われがちな人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。
・話すことがいつも同じ
話が詰まらない人は話題の引き出しが少ないため、同じ話題ばかり話していることが多いです。
しかし、いつも同じ内容ばかり話すと聞き手は退屈してしまいます。
そのことに気づかないと、延々と同じ話を繰り返してしまい、発展性がない人間と思われがちです。
・自分の意見がない
どんなときでも話題の芯となるのは自分の意見です。
たとえ人から伝え聞いた話を披露するのであっても、そこに自分の意見が練りこまれていないとただの知ったかぶりになりがちです。
他人に空虚な人間に思われないためにも自分の意見は持っているようにしましょう。
・話がネガティブ
ネガティブな話ばかり聞いていると聞き手も気分が下がってしまいます。
すべてポジティブな話題を提供しないといけないわけではありませんが、あまりにネガティブなことばかり発信していると周囲の人間も距離を置きがちになってしまいます。
気づかないうちに人が離れているような気がするのならば、これが原因かもしれません。
・周りの視線ばかり気にしている
他人の視線を意識することは決して悪いことではありません。
とはいえ、あまりに視線を意識しすぎるがあまりに、当たり障りのないことばかり繰り返し発言するのは要注意です。
周囲からはいつも無難なことしか言えない面白みのない人間なんだと思うきっかけになりがちです。
・自分の話ばかりしてしまう
自分さえよければ問題ないと面を向って発言する人はそう多くはないでしょう。
ただ、無意識のうちに自分の話ばかりしてしまうことは、どんな人でもあるでしょう。
重要なのは途中でそのことに気づき、他の人に話を振るなどができればいいのですが、そのことに気づけないと空気が読めない人間と思われることに。
結果として、周囲からあいつと話しても面白くないと認定されてしまいます。
・内輪ネタが多い
一部の人しかわからない話を延々と繰り返します。
専門用語で話し続ける、周囲に解説をしない、わかる人だけわかればいいと考えている……
などは、内輪でやる分には問題ないですが、外部の人も交じって会話している際は注意しないといけません。
しかしそのことに気が回らずに内輪のノリを繰り返していると、そのグループごと周囲から疎外されてしまう場合もあります。
2.高卒はなぜ話がつまらないと思われてしまう?
高卒はなぜ話が詰まらないと思われがちなのでしょうか。
それは話がつまらないと思われがちな特徴すべてに共通した原因の「視野の狭さ」が影響しています。
視野とはそもそも目に見える範囲のことを指す言葉です。
それが転じて、知識や思慮の考え方の幅が広い人のことを「視野が広い」などと言ったりします。
高卒は視野が広くないため、偏った知識で物事を語りがちです。
それが上記で説明した話がつまらない人の特徴につながり、結果として話がつまらない人とつながりがちなのです。
3.高卒が視野を広げる方法
話がつまらない原因が視野の狭さであるのなら、視野を広くすれば話がつまらないと思われにくくなります。
なので、まずは話術を磨くよりも視野を広げる方法をお伝えします。
・他の人の視線で物事を考えてみる
自分がもし友人だったら、自分がもし上司の立場であったら、自分がもし同僚の立場だったら。
のように、他の人の視線でものごとを考えるように心がけてみましょう。
自分の視線だけでは見えなかったことが見えてくれば、自己中心的な考え方も控えめになります。
・書籍を読んで他の人の考えに触れる
書籍は他の人の思考に触れたいと考えた時に一番便利なツールです。
ただし今回のように視野を広く持つことを目的として書籍を読むことを決めた場合、注意しないといけないことがあります。
それが、できる限り広いジャンル、様々な著者の考えに触れること。
一人の著者の著作物のみに触れているとその人の考えに凝り固まってしまい、視野はより狭くなってしまいます。
最初は少しでも興味をもった内容の書籍からでかまいませんが、意識して幅広く手を付けるようにしましょう。
・様々な人と交流する
他の人の思考に触れて、視野を広げたいと考えるのであれば、他の人と積極的に交流するようにしましょう。
交流していた地元の人間、同じ学校の人たちとは違う人と出会う機会があれば、環境の違いが人に与える影響を知るきっかけにもなります。
ネットの発達によりいままで自分が知りえなかった業界の人とも、意欲さえあれば簡単に交流できるようになりました。
・幅広く経験することを目指す
狭い環境で出来る経験は限られています。
人間はやはりどうしても自分の経験則の中で語りがちなので、幅広い経験は広い視野につながります。
今まで存在することも把握してなかった仕事、やりもせずに敬遠していた作業などと改めて向き合うことで、より上のステップで自分と向き合うことができるようになります。
・静かな環境で自分と見つめあう
今まで紹介した方法とは真逆ですが、あえて一人になることで心を落ち着かせて自分と見つめあうのも、一つの方法です。
この際、できる限り客観的視点から自分を見つめなおすようにしましょう。
そうすることで今まで自分が見落としていた視点での考え方に至ることができます。
4.基本的な会話術を意識する
視野が広がったことが自分でもわかってきたら、話術の中でも特に基本的なものを意識して会話の中に取り込んでみましょう。
・表情を豊かにする
話術の話なのになぜ表情の話?
と疑問に思う人もいるかもしれませんが、「目は口ほどにものをいう」ということわざが存在するくらいに、人間は会話だけでなく表情からも感情の機微を読み取っています。
相手に笑ってほしいと思うときは話し手も笑顔を心がける。
単純ですが、非常に効果的なテクニックの一つです。
・相手の話をよく聞く
自分の話を聞いてもらいたいのならば、相手の話をよく聞くことも意識しましょう。
人の話をうわの空で聞いていると、相手にもそれが伝わってしまいます。
的確に相槌を打つだけでも人の印象は大きく変わるのです。
そのうえで、自分の話をすることで相手に自分の話が伝わりやすくなります。
・話の引き出しを用意しておく
話の引き出しを用意しておくと突発的な話題でも対応がしやすくなります。
可能であれば、オチ付きの話であれば人も面白いと思ってもらいやすいです。
日常のささいな内容でも話の引き出しに意識して格納しておくようにしましょう。
まとめ
ここまでやっても話がつまらないといって一方的にこちらをなじってくる人は一定数存在します。
そういう人は、学歴コンプレックスを逆にこじらせて、高卒を下に見ているケースなども多いです。
他人が言う話がつまらないという講評に一喜一憂するのも大切です。
ただ、誰もが不快に感じない形で会話に入り込めるようにさえできれば問題ない場合がほとんどです。
自身の学歴と会話のコンプレックスを意識しすぎず、自然体で会話に参加できることを目指してみましょう。