2022.06.30 最終更新
資格なしでも正社員で就職する方法。企業が求める人材になろう。
「こんな自分に正社員になれるのだろうか」
「資格や学歴がなくても就職できる仕事ってどんなのがあるの?」
資格を何一つ持っていない自分は正社員で就職することは無理なんじゃ……。
と挑戦する前からあきらめてしまっている人はいませんか。
今回は資格をもってない人でも就職できる方法や就職しやすい職種をご紹介します。
この記事を読んでいただくことで、自分が就職できるか不安を抱えているあなたも、きっと未来に対して明るい希望が持てるはずです。希望を持てたら、あとは行動あるのみです。
ぜひ、この記事を行動のきっかけにしてくださいね。
・資格がないと就職できない企業は一部のみ
・大切なのは企業が求める人材になること
・資格やスキルよりも人間性や素質、会社に合う人柄かを重視している企業も多い
1.資格がなしでも就職はできる
結論ですが、資格がなくても就職できる職種・会社はたくさんあります。
むしろ、資格が必要な職種の方が少ないくらいです。
なぜなら、ほとんどの仕事は仕事を通してスキルは自然についてくるからです。
例えば、営業職のサラリーマンには何の資格も必要ありません。
多くの企業がみているものは、資格ではなく人間性です。
企業が求める人間性をあなたが持ち合わせていれば、就職できる職種・会社はたくさんあるのです。
2.企業が求める人材になろう
就職活動において大切なのは、企業が求める人材になることです。
企業が求める人材になることで、資格がなくても就職することは必ずできます。
・就職したい企業が求める人材像を知るには
あなたが興味を持った企業が求める人材像は、リサーチで知ることができます。
企業のHPを閲覧して、以下の項目に着目してみてください。
目指しているヴィジョンや、社員の行動指針
社員インタビュー
企業理念やヴィジョン、行動指針には、企業が求めている人材像のキーワードが散りばめられているはずです。
なぜなら、そこには企業自体の理想像が描かれています。
企業の理想像を一緒に目指していける人材を、企業は求めているのです。
また、社員インタビューを受けている社員さんは、まさしくその企業が求めている人材そのままの姿です。
きっと参考になる要素がみえるはずです。
3.多くの企業が求める人材の代表例
では、企業が求める人材とはどのような人材なのか、その一例を解説していきます。
また、企業が求める要素をあなたが持ち合わせていることを、履歴書や面接でアピールすることが大切です。
その手法も合わせて解説しますので、あなた自身のことに当てはめながら読み進めてみてください。
・積極性
企業が求める要素として、最も重要なのが積極性です。
積極性とは、「業務内容や会社のことを自分ゴトとしてとらえて、自発的に取り組む力」のことです。
指示された仕事を決まった通りにやるだけの仕事は、近年ロボットに移り変わりつつあります。
しかし、
業務を効率よくしようと工夫する能力
わからないことを、自分から質問する能力
などは、ロボットには備えつけられません。
人間にしかできないことなのです。
積極性を持つポイントは、仕事を好きになること、仕事を楽しむことです。
好きなことや楽しいことには、あなたも積極的になれるのではないでしょうか?
仕事を楽しむためには、目標を持つことが大切です。
目標があれば、仕事を楽しむことができ、積極性も生まれます。
積極性伝えるには、あなたがこれまで夢中になったものをアピールすることです。
部活でも、趣味でも、アルバイトでも何でも構いません。
好きなことにどれほどの情熱を注いだかを伝えれば、自然と積極性はアピールできます。
・協調性
協調性とは、「周りの人と協力する力」「相手のことを思いやる力」のことです。
会社や仕事は、1人では成立しません。
自社の社員や取引先など、さまざまな人が関わりあって仕事が成り立ちます。
人との関わり合いの中で、協調性はとても大切なのです。
協調性を持つポイントは、
他者の意見や気持ちを尊重すること
が大切です。
日々の業務を通して、協調性の大切さは身をもって実感できるでしょう。
協調性をアピールするには、過去に集団行動を通して学んだことを考えてみてください。
もしくは、家族との生活の中で学んだことでも構いません。その経験の中で、あなたの中に協調性が芽生えているはずです。
・誠実さ
誠実さとは、「言動が一致していること」「嘘をつかないこと」「素直で真面目であること」です。この逆を考えてみてください。
嘘やごまかしをする人
ひねくれもので、意地っ張りな人
このような人と一緒に働きたいとは思いませんよね?
誠実さは、会社でも友人付き合いでも、家族間でも必要不可欠なことです。
誠実さを伝えるには、約束を守ってきたエピソードや、自分で決めたことをやり通したエピソードなどを伝えてあげるとよいでしょう。
4.資格なしでも就職しやすい職種
それでは、資格なしでも就職しやすい職種の例を、具体的にみていきましょう。
・営業職
営業職といえば、飛び込み営業やテレアポなど、精神的に辛そうなイメージがありませんか?
確かにそういった面もあるのは事実です。
しかし、営業職の中には、既に取引のある企業とのやりとりをするルート営業など、さまざまな業務があります。
営業職の根本は、顧客が抱えている悩みや不安を、自社の商品やサービスを用いて、問題解決してあげることにあります。
そのために、自社の商品やサービスの魅力や欠点を深く理解し、相手に伝える能力が必要になるのです。
・接客業
接客業とひとことでいっても、飲食業・小売店・アミューズメントなど、さまざまな業種があります。
仕事内容は、あなたもお客さんとして利用することが多いでしょうし、なんとなく想像はつくでしょう。
しかし、それはあくまでも表面上の作業でしかありません。
大切なことは、「お客さんを喜ばせたい」という気持ちを持つことと、それに準じた行動をすることです。
・介護職
介護職は、訪問介護と、施設での介護の2種類に分かれます。
訪問介護には資格が必要ですが、施設では資格がなくても働くことができます。
ご存知のとおり、日本は高齢化が進んでいるため、人手不足な業界だといえます。
具体的な仕事内容は、お年寄りの入浴やお食事のお手伝いです。
「人の役に立ちたい」という気持ちがあれば、充分活躍していける業界です。
・事務職
事務職は、基本的なPC操作ができれば就職可能です。
主な仕事内容は、資料作成やデータ入力作業ですが、他にも打ち合わせに参加したりなど、企業によりさまざまです。
求人要項に詳しい業務内容は書かれているはずなので、確認するようにしましょう。
コツコツとした作業が好きな人や、マメな性格の人には向いている職種といえます。
5.資格なしの仕事を探す方法
最後に、資格なしで就職できる仕事の探し方について解説していきます。
下記で紹介する全ての方法に共通していえることですが、「未経験OK」の表示がある企業を選ぶとよいでしょう。
その表示があるということは、未経験者を育てていくための仕組みが整っているということになります。
あなたにとっても、仕事に臨むうえでの不安を解消できるので、メリットが大きいはずです。
・ハローワークで探す
国が運営するハローワークで探すのが、最もポピュラーな就職活動といえます。
初回の登録時に、担当者があなたの現状や希望をヒアリングしてくれるはずです。
業務内容などについても詳しく教えてくれるでしょう。
面接の設定などもやってもらえるので、不安な気持ちを取り除きながら、就職活動できます。
・転職サイトで探す
次は、インターネットの転職サイトで探す方法です。
転職サイトでは、勤務地や職種などから絞り込んで検索することができます。
「未経験OK」や「資格不要」で絞り込むことも可能です。
サイト経由で応募すると、企業の担当者からメールや電話で折り返しがきます。
丁寧な対応を心掛けましょう。
・転職エージェントに登録して探す
転職エージェントとは、転職希望者と、求人をしている会社の間に入って繋げてくれるサービスのことです。
国が運営しているハローワークの、民間版と考えるとわかりやすいかもしれません。
こちらも担当者が、あなたの希望や現状を、親身になってヒアリングしてくれるはずです。
就職を成功させるための面接のアドバイスなどもしてくれるので、あなたの心強い味方になってくれるでしょう。
まとめ
昨今、日本ではさまざまな業界で人手不足が続いています。
その影響もあって、資格なしでの就職も可能です。
また、働きながら資格を取得できる企業もあります。
資格やスキルよりも、人間性や素質を重視してい企業の方が多いのも事実です。
資格がないからと諦めないで、前向きに取り組んでいきましょう。