2022.06.23 最終更新
学歴マウントに負けない方法8選|スカッとやり返す論破術
・学歴マウントは自分が相手より学歴が高いことで優位に立とうとする行為
・学歴にコンプレックスを抱えている人や自分に自信がない人が多い
・無視をしたり言い返して論破する方法があるが、相手とトラブルにならないように要注意
1:学歴マウントとはなんですか?
そもそも学歴マウントとはどういうものを指すのでしょうか?
ここでは「学歴マウントを取る」という行為や、どのようなシーンで発生するのかを解説します。
学歴マウントとは
「マウントを取る」とは、自分が相手より勝っている要素を持ち出して、相手より優位に立とうとする行為のことです。
その中でも、自分が高学歴であることを自慢したり、反対に相手の学歴が低いことをけなしたりすることを「学歴マウント(を取る)」と言います。
大卒の人が中卒・高卒、短大や専門卒を馬鹿にしたり、高学歴の人が自分の学歴を自慢してひけらかしたりし、周囲を不快にさせることです。
どんなときに学歴マウントを取られるか
学歴マウントは、学生生活や職場、友達との会話時など、いろいろなシーンで横行しています。
以下に具体例を挙げてみました。
職場で、「高卒なんか採ってうちの上司も何考えてんだか。馬鹿なのに仕事覚えられんのか?」と罵ってくる
就職活動で最初に在籍大学を聞かれ、大学名を述べた途端に「へぇ~、頭良くないんだね」と馬鹿にされたり態度を変えられたりする
ママ友や親戚同士で、自分の子どもが勝っていると知った上で「うちの子は○○大(有名上位大学)に合格したの。あなたのところは?」と聞いてくる
女子会の際、「彼氏が東大出身でもいいことないよ、この間なんて…」と愚痴を装い、”自虐風自慢”をしてくる
上記のように、本人同士の学歴マウントもあれば、恋人や子どもなど、周囲の人間がマウントを取ってくることもあります。
他にも、まだ仕事経験がなく学歴でしか能力を比較できない新人同士や、取引先など、学歴をひけらかしてくる人はあちこちにいるものなのです。
2:学歴マウントする人の特徴
学歴マウントを取ってくる人には、どのような特徴があるのでしょうか。
マウントを取りたがる人の性格や心理を解説していきます。
競争心が強く、いつでも自分が勝っていたい
学歴マウントを取る人の中には、もともと負けず嫌いな性格で、いつでも人に勝っていなければ気が済まない人がいます。
職場を例に挙げると、本来同僚というのは互いに切磋琢磨して良い意味での競争をし、力をより高め合っていくもの。
しかし競争心が強すぎる人は、相手を同じ場所で働く仲間ではなく敵だと思ってしまい、相手を下げて自分だけが勝とうとするのです。
優劣に対し敏感なので、学歴を使うことで度々自分が上にいることを誇示し、「自分はお前よりすごいのだ」と実感したがります。
プライドが高く、他人より優位に立ちたい
プライドが高く、承認欲求が強い人も学歴マウントを取ることが多いです。
相手、もしくは周囲の人に認められたい気持ちが強いあまり、自分が一番評価されることに固執します。
その結果、「○○さん(低学歴)に任せて大丈夫ですか?」などと相手を下げる発言をするのです。
また、このタイプの人は無意識で学歴マウントを取ってしまうことがあるので厄介です。
何かを褒められた際、「大学では当たり前だったので」「こんなの簡単です」と素直にお礼を言えません。
自分では褒められるようなことではないと本気で思っていたとしても、高学歴を鼻にかけていると思われ、知らず知らずのうちに周囲に疎まれてしまいます。
コンプレックスがあり、他人を見下すことで自尊心を満たしている
自分が上に立つよりも、他人を下げて自尊心を満たす人もいます。このような人は、自身もそれほど高学歴でないことが多いです。
自分が受験に失敗して二流大学にしか行けなかったため、周りの底辺大学出身者や高卒の人などを見下し、「自分はこいつらよりマシだ」と自尊心を満たします。
コンプレックスから自信を持てず、不安になりやすい性格のため、相手に負ける前に優位に立っておかなければという焦燥感が湧くのです。
その結果、自分が勝てる学歴という要素を使って相手を攻撃し、見下すことで必死に自分の優位性を表そうとしてしまいます。
3:学歴マウントする人の対処方法
学歴マウントを取られた場合は、どのように対処したら良いのでしょうか。ここでは、学歴マウントする人への対処方法をご紹介します。
気にしない・スルー
学歴マウントを取る人をまともに相手していては、こちらも労力を使うため疲れます。
穏便にやり過ごしたいなら、相手の言い分はスルーして気にしないのが一番です。
思ったよりもこちらが悔しがらず、反応がないとわかれば、続ける気をなくしてマウントを取ってくる回数も減るかもしれません。
あえて乗っかる・褒める
学歴マウントを取る人は、相手より優位に立たなければと焦っていたり、必死に自分の勝ちを示そうとしたりして、精神的な余裕がない場合が多いです。
「お前みたいな馬鹿に務まるのか?」などと煽られたら、「私もそう思います!」敢えて乗っかる
「自分は○○大学だから」と自慢されたら「すごい!頭良いー!!」と褒めちぎり、不快な表情を見せない
攻撃に対して攻撃し返しては、こちらも同レベルというもの。
負のループを生まないよう、上記のように全然気にしてないという態度で精神的余裕を見せましょう。
不快だとハッキリ伝える
不快な思いをし続けているのなら、いっそハッキリ「迷惑している」と伝えるのも1つの手です。
周囲もその人に嫌悪がある場合、皆の目がある中で敢えて不快だと伝えれば、著しく相手の自尊心は傷つき、何も言えなくなるでしょう。
ただし逆恨みで嫌がらせをされるといけないので、注意も必要です。
最低限しか関わらないようにする
褒めたくもないしハッキリ言うのも面倒だ、という場合には適当に受け流し、最低限しか関わらないようにしましょう。
ママ友なら付き合いをやめる、職場なら業務連絡以外は極力話さないようにするなど。不快な人は相手にせず、ひたすら避けるのも賢い手です。
4:学歴マウントを論破する方法
気にしないのが良いといっても、学歴マウントを取ってくる人の中には腸が煮えくり返るような言動を浴びせてくる人もいます。
そんな人には、何か論破できるような一言を言ってやりたいですよね。
ここでは学歴マウントに反論したい場合のおすすめの返しを挙げていきます。
ただし言い過ぎて新たなトラブルを生まないように注意してください。
仕事の実績や年収で勝ち、ねじ伏せる
高学歴な人=仕事ができる人ではありません。同じ会社にいるのであれば環境は同じと言えます。
仕事で実績を上げる
評価を受けて昇進するまたは年収を上げる
相手が持っていない難関資格を取る
人望を得る
上記のようなことで結果を出し、実力で相手をねじ伏せましょう。
本当に頭の良い人を例に出す
自分が勝てなくても、学歴マウントを取ってくる人よりも優秀な人がいたらその人を褒めるのもアリです。
「○○さんはあなたより良い大学出てますけど、全然鼻にかけたりしてない上に結果も出しててすごいですよね。尊敬しちゃうなぁ」
上記のように本当に優秀かつ人望のある人を例に挙げて、マウントを取っているようでは低レベルだということを暗に伝えましょう。
学生時代の話しかないんですか?と煽る
社会人になってしばらくしても学歴でマウントを取ってくるような人は、仕事ではたいした実績を残せておらず、誇れるものが学歴しかないケースが多いです。
「もう入社○年目なのにまだ大学の話題しかないんですか?」と煽れば、相手は図星で何も言えなくなります。
敢えて学歴を持ち出す・わざと頼りにして恥をかかせる
学歴マウントには学歴で返すのも手です。
「優秀な○○さんならこんなことすぐですよね?」と面倒ごとを押し付けたり、「いつも自慢してるのにこんな失敗するなんて、○○大も案外大したことないんですね」と嫌味を言ってやりましょう。
まとめ
ここまで、学歴マウントをしてくる人の特徴や対処法について解説してきました。
学歴マウントを取る人は、第一志望の大学・会社に入れなかったなど、自分自身にコンプレックスがあるケースが多いです。
もちろん勉強をした努力は素晴らしいですが、社会に出れば学歴が影響しない世界も多く、大学を出ずとも大成功している人もたくさんいます。
学歴だけで誇れることなんて何もないのです。
こちらもムキになって相手にするより、適当に受け流した方が精神的に余裕が生まれます。
新たなストレスや火種を起こさないよう、学歴マウントをあまり気にしすぎないようにしてくださいね。