2022.07.19 最終更新
学歴コンプレックスを克服しよう|原因と向き合って解決する方法3選
・学歴コンプレックスは自信の学歴に何らかの不満や劣等感を抱いている状態のこと
・コンプレックスを抱く人は自身を持てなかったり、つい他人と比較してしまう人に多い
・コンプレックスと向き合い、克服を目指すには今を大切に考えて前向きに生きることが重要
日常生活で自分の学歴に関して考えることはありますか?
「せめて大学を出ていれば……」
「もっと偏差値の高い大学を選ぶべきだった」
このように考えることがあるとすれば、学歴コンプレックスを感じているのかもしれません。
この記事では、学歴コンプレックスを克服する3つの方法について解説します。
学歴にコンプレックスを抱えていても仕方がありません。
まずはしっかりと向きあうことが大切です。今よりも前向きに自分自身と向き合いたい方は参考にしてくださいね。
1.学歴コンプレックスとは
学歴コンプレックスは、自身の学歴に対して何らかの不満や劣等感を感じている状態のことです。
主に学生生活を終えたあとの人生の中で、学歴が原因で嫌な思いをしたことをきっかけに、学歴コンプレックスを抱えてしまいます。
・高校を出ていないことを気にしている人
・大学に進んでいないことを気にしている人
・もっと偏差値の高い大学に入ればよかったと後悔している人
このように、コンプレックスの背景はさまざまあります。
コンプレックスを克服するには、まずはコンプレックスを抱えている自分としっかりと向き合うことが大切です。
2.学歴コンプレックスを抱きがちな人の特徴
学歴コンプレックスを抱きがちな人は、以下の3つの特徴があります。
他人と自分を比較してしまう
他人と自分を比較してしまう癖が強い人は、学歴コンプレックスに陥りやすい傾向があります。
・自分の意見が大多数のものと違うと不安になる
・周りから浮いてしまうのが怖い
・他人の自分より優れている一面を素直に認められない
このような、他人と自分を比較する癖がある人は、同様に学歴も比較してしまいます。
ものごとを優劣や善悪を判断する軸が「他人との比較」になってしまっている状態です。
学歴も他人と比較してしまい、「高卒より大卒の方が凄い」「〇大卒より△大卒の方が優れている」と判断してしまいます。
他人と自分を比較することは、なにごとにおいてもキリがありません。よって、いつまでも学歴コンプレックスを引きずってしまうのです。
プライドが高い
プライドが高い人は学歴コンプレックスを抱えてしまう傾向があります。
自尊心を損なわれることを極端に嫌うので、自分より高学歴の人を敵対視してしまうのです。
たとえ周囲の人から見れば充分な大学を出ていたとしても、自分より偏差値の高い大学を出ている人が近くにいると劣等感を感じてしまいます。
「偏差値高い大学を出てれば仕事ができるってわけじゃないよね」
「俺も本当は〇大に入れるくらいの学力はあった」
このように、プライドが高い人は傷つくことを恐れ過ぎるあまり、虚勢を張った発言をして自己防衛する傾向があります。
過去に捉われている
過去に捉われている人は、学歴コンプレックスを抱えてしまう傾向があります。
なぜなら、これから先の未来や今この時よりも、過去の経験に気持ちを引きずられているからです。
過去への捉われの強さが、自身の学歴の不満をいつまでも引きずり、劣等感を抱えてしまいます。
人がコントロールできるのは、今と未来のみです。過去を気にしすぎる人は、学歴コンプレックスに陥ってしまいやすいといえます。
3.学歴コンプレックスと向き合おう
学歴コンプレックスを克服するには、まずは学歴コンプレックスを抱えてしまった原因と向きあうことが大切です。
なにごとも問題解決するときは、問題の原因を分析することからはじまります。
学歴コンプレックスを感じる瞬間の代表例を解説していきます。
親からのプレッシャーが辛かった
教育熱心な親元で育った人は、親から受けてきたプレッシャーが原因で学歴コンプレックスを抱えるケースがあります。
親の希望する学歴を残せなかったときに、それをいつまでも引きずってしまうのです。
また、学歴を最優先する価値観で育てられたため、自分より高い学歴の人と対面したときにプライドを傷つけられてしまいます。
親からのプレッシャーは、のちのち学歴コンプレックスの要因になりやすいです。
社会に出てから学歴による待遇の差に直面した
社会に出てから学歴による待遇の差に直面すると、それをきっかけに学歴コンプレックスを抱え込み、他人と自分の学歴を比較する癖がついてしまうことがあります。
現に入社条件に学歴に関する記載があったり、出身大学だけで判断されて面接にすら辿り着けないこともあります。
そういった場面に直面したのをきっかけに、「自分は今更頑張っても無駄だ」と塞ぎこんでしまうのです。
近しい人に学歴をバカにされた
友人や同僚など、近しい人に学歴をバカにされたことをきっかけに、学歴コンプレックスを抱えてしまうことがあります。
周囲の人に悪意はなく、冗談だったとしても、言われた本人は傷ついてしまうのです。
「え、大学出てないの?」
「〇大って偏差値低いよね」
このようなセリフは表情や声色と共に冗談として言われることもありますが、傷つきやすい人はこれをきっかけに学歴コンプレックスを抱えてしまいます。
4.学歴コンプレックスを克服する方法3選
学歴コンプレックスは、自身の気持ちの持ち方で必ず克服できます。
学歴コンプレックスを克服する3つの方法を解説していくので、自身に当てはめてイメージを膨らませながら読み進めてください。
理念に共感できる会社で働く
理念に共感できる会社で働くと、学歴コンプレックスはいつの間にかなくなります。
なぜなら、理念を体現することが働く目的となり、はたらきがいに繋がるからです。
ほとんどの会社に企業理念はありますが、それを重要視して企業全体で理念の体現に努めている会社と、形だけの理念になってしまっている会社があります。
理念を大切にする風習がある会社で、あなたが理念に共感できる会社で働くことができたら、自然とはたらきがいを感じられるようになるでしょう。
仕事を通して人の役にたっていることを実感でき、自己成長を感じられ、学歴コンプレックスなんて忘れてしまうはずです。
副業をして自分で稼ぐ経験を積む
会社での収入の他に、副業をして自分で稼ぐ経験を積むことも、学歴コンプレックスの克服に繋がります。
副業はスキルとノウハウ次第で収入が青天井に拡がるので、学歴は一切関係ありません。うまくいけば、会社員としての収入以上に副業で稼ぐこともできます。
また、副業で自身がつけば、独立企業やフリーランスとして仕事をしていくことも視野に入ります。
起業家やフリーランスには学歴は一切関係ありません。まずは副業から、自分の可能性にチャレンジしてはいかがでしょうか?
自分の好きなことを見つける
仕事以外にも、趣味として自分の好きなことを見つけ、没頭するのもおすすめです。なぜなら、人の幸せは仕事や収入だけで決まるものではないからです。
自分の好きなことが見つかれば、それは生きがいに繋がります。学歴コンプレックスなんていつの間にか吹き飛んでしまうでしょう。
好きなことをしている間は幸福感を感じられ、時間を忘れて没頭できます。
また、好きなことを極めれば仕事に繋げることができます。プロゲーマーやユーチューバーが代表例です。
幸せな人生を生きるうえでも、好きなことを見つけること、好きなことに没頭することは大切なのです。
まとめ
学歴コンプレックスを乗り越えるためには、「やりがい」「はたらきがい」「いきがい」を感じることが大切です。
また、学歴がない著名人や経営者、タレントなども数えきれないくらい存在します。中卒だとしても、億を稼ぐような経営者や、数万人の人に感動を与えられる存在になれるのです。
学歴は過去のものです。人が変えられるのは今と未来だけですよね。今このときを大切に生きていれば、自然に学歴コンプレックスはなくなるはずです。