2022.04.08 最終更新
働かない人ってどんな人? 仕事に悪影響を与える人の特徴5選
1.『働かない人』の特徴5選
『働かない人』は全員が全員同じわけではないですが、共通の特徴が上がることが多いです。
今回は、まず働かない人の特徴をあげ、どのような特徴が『働かない人』認定されることが多いのか、解説します。
・不平不満が多い
『働かない人』の多くは会社や周囲に対しての不平不満を上げる傾向があります。
例えば、
「職場の設備が古すぎる」
「自分の待遇が不当に低く見積もられている」
「マニュアルがおかしいから、仕事が進まない」
という不満をあげるわけです。
しかし、これらを改善するために自らが動くことはほとんどありません。
改善するのは自分の仕事ではないという主張ですが、はたから見ると口だけで手を動かさない人間と思われがちです。
・忙しいふりをしている
仕事をしているわけではないのに忙しい、忙しいと言っている人はいませんか。
PCでキーボードをずっとカタカタと鳴らしていますが、内容を確認するとほぼ進んでいなかったり。
オフィス内をずっと右に左に移動しているのに、何か目的があるのか確認すると特に意味がなかったり。
こう言う人は忙しいふりをしているだけで、そもそも大して仕事を振られていないケースも多いです。
・最低限の仕事しかしない
頼まれたことはやりますが、頼まれたこと以上のことはしないタイプです。
基本的に指示待ちタイプの人間に多く、自分から仕事をつくりだそう、見つけ出そうという発想になりません。
そのため、他の人の立場からすると自分で考えることをしないなまけた人間という風に見られがちです。
・報連相が苦手
働かないタイプの人間は報告・連絡・相談のいわゆる報連相が苦手なケースも多いです。
原因としては、働いていない自分の仕事ぶりがバレたくない、適当に仕事やっていることをごまかしたいなどがあげられます。
周りからすれば、ただでさえ仕事をやっていないように感じているのに、報告も連絡も相談もないことで印象はよりわるくなります。
・プライドが高い
指示を素直に受け入れないタイプの人にプライドが高いケースがあります。
自身のプライドが高いので言われたことに対して、反発してしまい、指示通りに動かないのです。
周囲の人からすると言われたことすらできない=働かない人と認定されがちです。
・反省をしない
社会人になっても当たり前のミスは発生します。重要なのは同じミスを何度も何度も繰り返さないことです。
しかし、働かない人は自分のミスを反省することなく同じミスを何度も繰り返すことが多いです。
そのため、ロクに自信を見返すこともできない能力不足の人間と思われてしまうことがあります。
2.働かない人は、どうなってしまうのか。
そのまま働かないことを続けた場合、将来的にどうなってしまうのでしょうか。
・社内ニートになる
社内で働かない期間が長い人は徐々に仕事が振られなくなり、社内ニートと呼ばれるようになることがあります。
仕事はないのにお金がもらえると考えると楽そうに思えますが、そのあいだ娯楽的なものができるわけではないので、ただ何もしない時間が延々と流れます。
勤務時間8時間のあいだずっと座りっぱなしで、非常に苦痛に感じる人も多いです。
・処分を受ける
あまりに生産性が低い場合などは何かしらの処分を受ける場合があります。
降格や減給のほか、研修を新入社員と同時に受けさせられたり、合宿に参加させられたりもあります。
・異動させられる
今の部署と全く関係ない部署に異動させられることがあります。
だいたい移動させられる部署は社内であまり重要ではないポジションであることが多く、頼まれる仕事も大した内容ではないことが多いです。
そのため、キャリアアップやスキルアップを見込むこともできず、ただただ単純作業を繰り返し行うだけだったりします。
・クビになる
日本は海外と比べると法律上簡単にクビにはできないことが多いです。
ただし、働かないのも度が過ぎると会社側からクビを通告されます。
金払ってでもやめてくれという流れになると自分の存在価値の揺らぎを感じることも。
3.働かない人と思われないためにできること
いままで、働かない人と見られがちな特徴などを解説してきました。
では働かない人と呼ばれないようにするために私たちにできることを紹介します。
・周囲の視線を気にする
周囲をあまりに気にしすぎるのは精神的にもよくないです。
しかし、ほんの少し他の人からみてどのように仕事しているように見られているのかを意識するだけでも、印象は大きく変わります。
休んでいるとみられがちな行動ばかりしていないか。
だらしない人間のように思われる身だしなみをしていないか。
人は見た目が9割という言葉があるようにまずは自身の表面から取り組むのも一つの手です。
・自信を持つ
自信がない人間は、行動が危うげなものになったり、不安そうな態度が見える形で表に出がちです。
はたから見ていると、そのような人間に仕事を任せたいと思えなくなってしまいます。
入社してすぐなどは仕方がない側面もありますが、これが長く続いてしまうといつまでたっても成長しない人間ともとられがちです。
早い段階で仕事に自信をもって取り組めるよう、日々勉強や経験をかさねる意識をもつことで、周囲の印象を向上させることが可能です。
・甘えを断ち切る
働かない人たちは、生活に切羽詰まっていないケースが多いです。
要するに親が裕福だったり、実家に住んで家賃が不要だったり、不労所得があるなどでなにかしら余裕があるので、焦って働く必要がないのです。
結果として、働かなくても生きていけることから焦って実績を上げようと考えない場合があります。
自身にそのような傾向がある自覚があるのであれば、甘えのもとを断ち切り追い込むことで嫌でも働かざる負えない環境を作りましょう。
実家に住んでいて余裕があるのであれば、一人暮らしを試みる。
親からの援助は受けないで生活できるよう意識する。
など、自分を追い込むようにしましょう。また、それを周囲に伝えることで本気で働こうとしている自分を認識してもらいやすくなります。
4.働かない人に働いてもらうために
自分が働かない人と思われない方法をお伝えしましたが、部下や同僚に働かない人がいて困るケースも多いですよね。
自身であればどうにでもなりますが、他人を働かせるのは大変です。
とはいえ、働いてもらわないと自身の評価も下がるケースなどもあります。
働かない人に働いてもらうためにはどのようにすればいいのでしょうか?
・他の人と一緒に作業させる
他人の視線があると人はさぼりにくくなります。
なので、作業は基本的に他の人と行う共同作業を中心に割りあたえて、一緒に作業する人に監視役をお願いしましょう。
他人と作業することで本人の意識が大きく変わるケースもあります。
・責任のある仕事を任せる
不平や不安ばかりいうタイプにオススメなのが逆にあえて責任のある仕事を任せるという方法です。
自分で手を動かしてみることで初めて自分の不平や不満が一側面からしか見てないがゆえのものだったことに気づく場合があります。
また、責任のある仕事がふられた=自分に裁量を任せられたと認識して、人一倍奮起するケースも。
・仕事ぶりを評価する
褒められることでより伸びるタイプの人間もいます。
働かないのはがんばっても報われないかと認識しているタイプには、現在の仕事ぶりの評価を正確にすることで、自分がしっかり上の人に見てもらえていると認識して仕事を頑張るようになる場合があります。
また、そのさい注意しないといけないことは結果そのものよりも頑張っている、努力していることを評価してあげるようにしましょう。
まとめ
働かない人に関して解説を行いましたが、いかがだったでしょうか。
自分が働かない人と認定されることもあれば、働かない人と一緒に働くケースもあるでしょう。
どちらにせよ重要なのは、働かない人認定というのはあくまで他人からの評価であるという点です。
「なぜ周囲はその人を働かない人と認定しているのか」を掘り下げていくことが解決の糸口なので、頭ごなしに決めつける形でなく周囲の評価と向き合うことを意識するようにしましょう。