2022.05.12 最終更新
ニートになりたい願望をかなえる方法8選|ほんとうに現実的かよく考えよう
1.なぜニートになりたいと考えてしまうのか
なぜ人はニートになりたいと考えてしまうのでしょうか。
社会的には
と考える人が多いのも事実です。
しかし、それでも何の教育も受けず、働いて収入を得ることもしない、ある意味自由ともいえるニートの生き方にあこがれを抱く人が増えています。
どのような心理で人はニートになりたいと考えるようになってしまうのでしょうか。
・人間関係で悩みを抱えている
ニートは学校にも職場にもいかないため、人とのかかわりも極端に少なく、だれにも相談できない孤独な環境に陥りやすいと言われています。
しかし、人間関係で悩みを抱えている人にとってその孤独こそが魅力的に映ります。
◆人間関係の悩みの例
学校で陰湿ないじめにあっている
恋人からモラルハラスメントを受けている。
職場の同僚からつきまとわれている
ということがあると、人との関係を構築するのが煩わしくなっていきます。
そのため、誰ともつながることがないニートになりたいという気持ちが発生するのはある種当然なのかもしれません。
・職場環境で問題を抱えている
一時期問題になったブラック企業は社会情勢の変化などから、以前より少なくなったともいわれています。
しかし、いまだに悲惨な職場環境で働く人たちは存在します。
◆職場関係の悩みの例
上司からの激しいパワハラ
どんだけ頑張っても給与が最低時給レベル
長時間&サービス残業の横行
休日がほとんどない
このような職場で働いていると体力だけでなく精神的にも大きな負担が常時かかりつづけます。
そのため、苦しみからニートになることで解放されたいと考えるのは決しておかしいものではありません。
よくあるブラック企業の特徴に関してはこちらの記事でも解説しております。
・家庭環境に問題を抱えている
家庭環境が困難状態な人はやはり自由になりたいと考えるようになります
◆家庭関係の悩み
行動を束縛する配偶者がいる
両親が過干渉してくる
身内に高齢者がいてヤングケアラーになっている
収入がほぼなく貧困家庭になっている
家庭環境に問題があると、自分以外のためにありとあらゆるものが消費されていきます。
そのため、ニートのように自分中心に生きてみたいとあこがれるようです。
2.ニートになりたいという願望をかなえる方法
ニートになりたいと思う人たちの願望をかなえるにはどうすればいいのでしょうか。
・まとまったお金を用意する
ニートになれば基本的に収入はゼロとなります。
しかし、実際人間が生活するには収入がゼロでは生きていきません。
そのためニートになるにはある程度まとまったお金が必要です。
◆まとまったお金を用意する方法
コツコツと貯金をためる
宝くじをあてる
ギャンブルでお金を増やす
親や身内からお金を譲り受ける
いろいろとまとまったお金を用意する方法自体は存在しますが、どれもニートにあこがれるような人にとって実現が難しいものがほとんどです。
貯金をためるは就業環境が悪く手取りが低い人にとっては、微々たるお金からニートのような生活ができるまでお金を貯めるのに途方もない時間がかかります。
ギャンブルや宝くじは現実的ではありません。親や身内からお金を譲り受けるのは実家が裕福な人に限られます。
・不労所得を確保する
働かなくてもお金が入ってくる不労所得はどうでしょうか。
まとまったお金が入ってこなくても、定期的に入ってくるお金があるだけでニート生活は可能ではあります。
◆不労所得を確保する方法
不動産運用
株式運用
投資信託
広告収入
不労所得の代表である不動産運用は、これもまた不動産を持つことができるレベルの収入とまとまったお金が必要で非現実的といわざるおえません。
株式運用、投資信託もある程度まとまったお金が用意できないと、生活できるお金の収入になることは到底不可能です。
広告収入この中では一番現実味がある内容に見えるかもしれません。
最近はアフィリエイトやYoutubeなどで個人が広告収入で稼ぐことも夢ではない社会となっています。
しかし、実際はそれで稼ぐことができる人間はほんと一握りなうえ日々コンテンツを更新し続けなければ顧客が離れてしまうなど、不労所得と呼ぶにはためらわれる側面も。
不労所得に関してはこちらの「ネオニート」の記事でも詳しく解説しておりますので、よければぜひ確認してみてください。
3.普通の人がニートになることは非現実的
結論として、普通の人がニートになることは非現実的と言わざる負えません。
そのため、ニートにあこがれることよりも、ニートにあこがれてしまうような現在の状態を改善していくことに専念した方が現実的といえます。
では、どのようにかいぜんしていくのがいいのでしょうか。
・人間関係の解決
まずは自分の悩みの根本になってる人が誰かを明確にして距離を話すことを考えましょう。
逆に、自分にとって信頼できる人が誰なのかを明確にして、頼れる人を増やしていきましょう。
自分にとって誰が大切で誰を切り捨てるかの精神的にきつい側面がありますが、心の安寧のために必要なものでもあります。
もし、頼れる人が身近にいない場合は自分の悩みを相談できるサービスなどを積極的に利用していきましょう。
公共機関でも、様々なサービスがあります。
・職場環境の解決
職場環境の解決でいちばん手っ取り早いものは転職となります。
かつては転職を繰り返すといい印象をもたれないなどと言われてきましたが、現在は多少の転職回数に関しては特に問題ないとされています。
新しい環境に飛び込むのも精神的に負担が大きいですが、現在の職場環境に耐えられないくらいであるならば積極的に考えたい対策の一つでもあります。
今の職場自体は好きであるということであれば、自分から率先して職場環境を変えていくことを考えてみましょう。
ただし、環境の変化を続けるモチベーションを保ち続ける必要があるため、覚悟がなければ務まりません。
ある程度、時間がかかることは承知のうえでとりかかることをオススメします。
・家庭環境の解決
家庭環境の解決は難しい問題です。
解決に至らない場合でも、普段から外部に積極的に悩みを相談していくことが重要です。
公的機関でも相談窓口を用意しているケースがあります。
◆配偶者からの暴力の相談窓口一覧
https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/index.html
◆児童相談所
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/zisouichiran.html
◆ヤングケアラーの相談窓口
https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html
あまりおびえず、積極的に利用するようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ニートになりたい気持ちはわかりますが、現実的に普通の人がニートになることは不可能といわざるおえません。
あこがれ程度の気持ちであれば問題ないですが、まずはなぜニートになりたいと思うのかを突き止めそちらの原因を解決した方が現実的といえます。
実際、ニートになったことでかなり悲惨な結末を迎えてしまったケースも存在します。
現実を受け止め、日々の生活に邁進していくことをオススメします。