2022.05.30 最終更新
フリーターがアルバイトを辞める時に使う鉄板の退職理由4選|すぐにつかえるトーク例あり
フリーターがいま働いているアルバイトをやめるとき、
と、つい考える人はあなただけではありません。
しかし、仕事をやめることを伝えなければ、次のステップに進むことはできません。
今回はアルバイトをやめる際に事前に意識した方がいいことから、鉄板の退職理由まで解説いたします。
1.フリーターがアルバイトやめるときに意識した方がいいこと
・あいまいな伝え方はしない
などのあいまいな伝え方は避けるようにしましょう。
明確にやめる意思を伝えることで自分が本当に退職したいと考えている意思が伝わります。
逆にあいまいな言い方だとやめることに不安を感じているようにも見て取れ、「もうしばらく続けないか」などと繋げられがちです。
・できる限り早めに言う
法律上はやめる2週間前に退職の意志を伝えれば問題ありません。
しかし、職場で働いていた人へ迷惑をかけないでやめたいと考えた場合、できる限り早めに退職の意志を伝えたほうが良いでしょう。
・自分の言葉で伝える
最近は「退職代行」などが存在して、自分の言葉で退職を伝えない人も増えてきています。
知人に退職する旨を伝えてバックレるようにやめるひとも存在します。
ただ、退職の意志を伝えるのが気が重いという程度であれば、自分の言葉で退職する旨を伝えるようにしましょう。
伝言は事故が発生しやすいです。
想定外の事態につながりやすいので気を付けましょう。
2:使わない方がいいアルバイトをやめる理由4選
やめることを説明する際に理由を求められることは多々あります。
合理的な理由がなければやめられないというわけではないですが、あいまいな理由だとそこから説得が始まり、結局アルバイトを続けてしまう場合も。
そのため使わない方がいいアルバイトをやめる理由を把握しておきましょう。
・人間関係が悪く働きづらい
実際退職の意志を伝えたとしても、すぐやめるわけではありません。
法律上でも最低2週間はそのまま働き続けることを認めています。
そのため人間関係が悪くてやめたい旨を伝えたことが対象の人物に伝わってしまう可能性があります。
そうなると残りの勤務期間、さらに空気が悪い環境で働くことになりかねません。
快適にやめることを考えるのであれば、人間関係が悪い旨は胸の奥にしまって退職意思を伝えたほうが、波風が立ちません。
・職場の設備が古すぎる
昔ながらの企業でありがちなのが職場の設備が更新されていないケースです。
多少作業に影響がでるくらいであれば、大きな問題にはなりません。
しかし、危険と隣り合わせのような職場であれば命に係わる問題につながってしまいます。
とはいえ、それを素直に伝えても職場の空気が悪くなるだけなので、わざわざ言及する必要もないことが多いです。
・給与が安すぎて生活が成り立たない
切実な理由である給与の安さ。
しかし、これを退職理由としてあげるのはオススメできません。
なぜなら、逆に「では、給与をあげれば残ってもらえますか」と引き留めの提案につながりやすいからです。
もちろん給与を上げてもらい職場に残るという選択肢も一つの手です。
ただこちらが「やめたい」という意思表示をするまで給与を上げようとしなかった職場は評価制度が機能していない可能性があります。
今後の昇給も都度退職するというカードをちらつかせないと難しいのであれば、この職場に将来性はないと見切りをつけたほうがいいでしょう。
・仕事の内容が自分に合っていない
本来は自分に合った仕事を選択し、働き始めるもの。
とはいえ、実際に内部で働いてみないとわからないということも多々あります。
「夜間で働くのは問題ないと思ったら実際には体を壊した」
「自分は単純作業が得意と思っていたが、じっさいには退屈で死にそうだ」
「コミュニケーション能力に自信があったが、電話営業は思った以上に大変だった」
アルバイトで働くことのいいところは正規雇用とは違い、職の見切りがつけやすい点にあります。
しかし、
「まだ、その判断をするには時期尚早では?」
「働き始めて3か月もたっていないのだから、もう少し様子を見たら?」
などと、引き留めされやすいです。
やめるのにオススメできない理由の共通点があります。
それはネガティブな内容です。
引き留めに会いやすかったり、職場で働き続ける人たちにいい印象を与えないことが多いようです。
3.フリーターがアルバイトやめるときの鉄板の理由3選
ネガティブな内容がオススメできないため、逆にアルバイトをやめるときでもポジティブな内容を告げられると雇用側は引き留めを行いにくいです。
そのため、やめる際の理由としてはできるかぎりポジティブな理由を心がけましょう。
やめるときの定番の理由を解説いたします。
・学業に専念することにした
学生の場合は学校の試験などが理由としてはわかりやすくていいでしょう。
学生以外は資格勉強を理由にするのがオススメです。
特に誰が聞いても勉強に時間がかかるものは理解してもらいやすいです。
トーク例①
学校の勉強が忙しくなってきたためアルバイトと両立することが難しくなってきました。
今後は学業に専念したいので、来月いっぱいで退職させてください。
トーク例②
〇〇という資格の勉強をはじめました。今後、資格の学校に通うことも検討しています。
時間帯的に現在のアルバイトと両立することが難しいため、今月いっぱいアルバイトをやめさせてください
。
・就職活動をするため
正社員になるため就職活動をするのもまっとうな理由の一つになります。
学生の場合は新卒としての就職活動をするタイミングであれば、説明会などにも参加しないといけないので、より説得力も増すでしょう。
逆に現在フリーターの場合は、年齢や金銭面でこれ以上アルバイトを続けることが難しい旨を伝えると話が通りやすいです。
トーク例①
大学3年となり、学校の勉強の他、就職活動も忙しくなってきました。
今後のことを見据えて、今月いっぱいで仕事をやめさせていただければと考えっております。
ご迷惑おかけしますが、調整のほど何卒よろしくお願いします。
トーク例②
20代後半になり、年齢的に本格的に正規雇用などを考えないといけない時期になりました。
つきましては、来月より本格的に就職活動を行っていくつもりです。
そのため、今月いっぱいでこちらの職場を退職させていただければと考えております。
お手数ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
・引越しをするため
実家にもどる、地元に帰るなど、環境を変えるという理由は不可抗力と考える人も多く、引き留められにくいです。
トーク例①
経済的に厳しくなってきたため、来月より実家に帰ることになりました。
距離的にこちらの職場に通うのが現実的ではないため、今月いっぱいでこちらの仕事をやめさせていただければと考えております。
トーク例②
祖母が介護が必要となり、実家を手伝う必要が出てきました。
そのため、来月より地元に帰ることになりました。
突然で申し訳ございませんが、今月いっぱいで退職させていただければと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アルバイトは気軽にやめることができる雇用形態ではありますが、職場の人との関係がひょんなことから再開する場合もあります。
そのため、立つ鳥跡を濁さず、あとくされのないやり方で退職することが理想的です。
いま、働いている人たちにできる限り迷惑をかけないことを心がけるようにしましょう。