2022.07.26 最終更新
専門学校を卒業したけど就職できなかった時の対応方法
・専門卒で就職できなくても既卒で就職を目指せる
・ハローワークや求人エージェントなどのサポートもある
・就職がなぜうまくいかなかったのか掘り下げ、自己分析や面接対策を行おう
1.専門卒で就職できなかったら-
専門卒として正社員就職ができなくても、決して終わりではありません。
たとえ就職先が見つからないまま、専門学校を卒業しても、既卒として正社員就職を狙うために行動することは可能です。
今の時代、人手不足に悩んでいる企業がたくさんあり、多くの企業が若い人材の力を求めています。
そのため、諦めずに就職活動を続ければ、必ず専門卒として就職先を見つけられるでしょう。
2.専門卒におすすめの進路
・既卒として正社員就職する
新卒として就職できなかった多くの人が進む進路が、既卒として正社員に就職することです。
学校を卒業した後、根気強く就職活動を続けることで、既卒として内定を勝ち取っている人がたくさんいます。
なお既卒の場合は、中途採用に応募することになるので、ライバルが社会人経験者などの即戦力の人になる可能性が高く、不安に思う人もいるでしょう。
しかし若手の人材を欲しがっている企業は、新卒とほぼ変わらない既卒者のポテンシャルを見据え、積極的に採用していることもあります。
・フリーターや派遣社員になる
生活費を稼ぐために、とりあえずフリーターや派遣社員になる人も多いです。
正社員という雇用形態ではないものの、仕事はたくさんありますし、フリーターや派遣でも生活に必要なお金は十分稼げます。
また、正社員就職をする際にも、フリーターや派遣として働いた経験が活かせる可能性もあります。
フリーターや派遣の仕事の合間を縫って、就職活動を続けるのも良いでしょう。
・資格の勉強をする
資格を取得することで、就職活動で有利になることはあります。
実際、新卒で就職できなかった人が、資格を取り、より良い条件で既卒就職を成功させた事例もありました。
資格を取得すれば、新卒の就活で挑戦できなかった企業に、応募できる可能性も出てきます。
短期間で取得できる資格もたくさんあるので、狙っている仕事が決まっている人は、業務に必要な資格の取得を目指しても良いでしょう。
・自分で起業する
やりたい仕事がない人は、自分で起業するという進路もあります。
最近では、雇われた働くことを嫌い、自分で事業を作って生活している若者もたくさんいます。
しかし、起業には資金面のリスクもあり、成功できる保障はどこにもありません。
自分の力を試したい人にはおすすめですが、まずは就職して社会人として勉強してから起業することをおすすめします。
3.専門卒におすすめの就職サポート
・求人サイトを活用する
求人サイトを活用すれば、いつでも求人情報が見れて、自分の好きな時に求人に応募ができます!
そのため、自分のペースで就職活動を進めたい人には、求人サイトが向いていると言えます。
しかし、求人検索や応募、企業との面接日程の調整など、全て一人でやらないといけないことは、求人サイトのデメリットです。
時間に余裕があれば問題ないですが、忙しい人は就職活動を進めることが遅くなる可能性があることも頭に入れておきましょう。
・ハローワークを活用する
ハローワークとは、公共職業安定所のことで国が運営している機関です。
ハローワークを活用することで、希望条件に合う求人を無料で紹介してもらえるので、数多くの既卒者が利用しています。
また、企業側の目線で考えると、ハローワークには求人を無料で掲載できるといったメリットがあります
そのため、ハローワークには地元の優良企業の求人が数多く集まっています。
・就職エージェントを活用する
就職エージェントは、既卒の就職活動において、もっとも効率よく仕事が見つけられるサービスです。
就職エージェントを使えば、担当のコンサルタントが付き、無料で転職活動の全てをサポートしてくれます。
4.専門卒が就職を目指す前に
・自己分析を徹底的に行う
自分に合う仕事を見つけるためにも、自己分析は徹底的に行うべきです。
自己分析を行えば、自分の性格が分かり、仕事探しの軸を定めやすくなります。
仕事探しの軸が定まっていれば、既卒での就職先選びにも失敗しにくくなるでしょう。
・情報収集を丁寧に行う
就職するために必要な情報収集は、できる限り丁寧に行っておきましょう。
ただ求人情報を入手するだけでなく、企業研究、業界研究、就活市場などの情報もチェックしておくべきです。
細かい情報を調べておけば、企業が求める人物像が把握できたり、企業や業界の将来性が見えてきます。
企業のホームページで情報を得ることはもちろん、就活イベントや企業説明会なども活用してみましょう。
・視野を広げて求人を探す
就職活動に失敗する一つの原因に、応募する企業を絞り過ぎているということがあります。
応募先を絞れば絞るほど、選考を突破できる確率も下がってきます。
特に、大手企業や有名企業は倍率も高いので、そこだけに集中して応募しても、なかなか内定を得られません。
「大手ばかり応募してた」「数社した応募してなかった」などの心当たりがある人は、視野を広げて求人探しをするようにしましょう。
・面接対策をしっかり行う
既卒の就職活動でも、新卒の就活と同様に面接があるので、しっかり対策を行って臨みましょう。
既卒の場合は、面接で「なぜ在学中に就職しなかったのか」と質問されることがあります。
就職活動をしていても、内定が出なかったことを隠し、自分をよく見せようとする人もいますが、その必要はありません。
就職できなかった理由を自分なりに考えて正直の述べ、反省点や卒業後の努力してきたことを伝えて、自分をアピールしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか、専門卒ですぐに就職できなかったとしても就職するための方法はいくらでも存在します。
ただし、なにもしていない時間が空けば空くほど就職のハードルはどんどん高くなっていきます。
まずは行動することを意識して、年齢を重ねてしまう前に早めに就職することを目指しましょう。