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2022.11.29 最終更新

2022.10.31

電車出勤したくないので自宅から会社まで歩いて出勤してみた※約14km|徒歩で毎日通勤できる限界距離とは

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電車出勤したくない

みなさん、こんにちは。アキュートWEB担当の三好です。

今回は通勤手段に関して考えていきたいと思います。

 

コロナ渦も多少は落ち着き、リモートで働いてきた人も場合によっては出社するケースが出てきていると思います。

私も今年はリモートと出社のハイブリット形式で勤務をしています。

 

リモート勤務と出社勤務のどちらが優れているのか。

ここは賛否両論、立場によって様々な意見があると思います。

私としてはリモート勤務にもそれなりの良さがありますが、同僚と顔を合わせたり、気軽な会話が行いやすい、出社勤務も悪くないと考えています。

 

 

ただし、電車。てめぇはだめだ。

 

 

やはりあの電車でぎゅうぎゅう詰めになる感覚、乗り換えの面倒くささ、突然襲い来る便意との闘いなどなど……

会社で働くこと自体は苦ではないのに、出勤するのに電車に乗らなければいけないことが憂鬱すぎる、そんな思いをしている人は私だけではないとそう信じています。

 

とはいえ、そのために電車を使わなくて済む場所まで引っ越すのも独り身ではともかく家族がいたりすれば、現実的ではありません。

なにかいい方法はないだろうか……そう思って、地図や交通サイトを眺めていてふと気づいたことが一つ。

 

今の最寄駅から会社まで歩いていけなくもないのでは?

 

私の自宅の最寄駅が武蔵小山、会社が東日本橋にあるので直線距離で結ぶと約10.8km。

1時間で4km歩くとして、2時間半程度で到着できる計算。

徒歩通勤で考えられる限界の距離ギリギリくらい……。これならば行けるかもしれない。

 

 

というわけで実際に通勤してみる

 

 

はい、というわけで朝の六時に武蔵小山駅を出発します。

会社の始業時間が九時半なのでそれに間に合うように、予定より少し早めに出発をします。

まだ、10月後半ということもあり空がまだ薄暗い感ありますね。

 

 

ここからまずは一度、不動前駅を超えて、五反田駅を目指していきます。

 

 

ルートとしてはこんなイメージ。

 

武蔵小山から五反田にかけては普段からよく歩いている場所ではありますが、いつも出歩かない時間であると町の光景がいつもと雰囲気が異なるように感じ、新鮮です。

 

これだけでも早めに家を出た甲斐があったというものです。

というわけでなんだかんだであっさり五反田に30分程度で到着。

 

最大の難所 白金エリア

さて、今回の徒歩通勤最大の壁になるのが五反田エリアの背後に立ちはだかる白金エリアです。

五反田から白銀高輪エリアを抜けて、三田方面を目指していくことになるのですが、高低差が地味にえぐいです。

ここで国土地理院のデジタル標高図を見てみましょう。

 

 

 

五反田駅は川沿いの町、名が由来する通り田んぼが開けていた低地にある場所なのに対して白金エリアは小高い山の上にあることが目にとれます。

下町に対してこのあたりを山の手と呼ぶ由来がわかってくるような地形ですね。

なので、白金エリアを超えるにあたっては、どうしても山登りが必要になってきます。

ルートとしてはこんな感じ。

 

御殿山から抜けるルートなどもあるのですが、今回はまだ緩やかな相生坂を上っていきます。

 

 

緩やかな分、坂がわりと長いです。地味に体力を持っていかれます。

明治学院大学あたりまでたどり着くと、ある程度登り切ったかなという感じです。

 

このあたりからは下り坂になっていきます。

 

 

ジロリアンの聖地、ラーメン二郎三田本店の前を抜けていきます。まだ7時台だというのにすでに人が並んでいて驚く。

 

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慶応義塾大学の脇を通り、内幸町へ

 

三田まで来たら、今度は慶應義塾大学の脇を通り、内幸町を目指します。

ルートとしてはこんな感じ。

 

 

まずは慶應義塾大学の前を通っていきます。

このあたりで、8時近いので学生や通勤しているサラリーマンの姿を見かけるようになります。

 

 

で、このあたりからシンプルに疲れを感じはじめます。

このあたりで6kmくらい歩いたくらいでしょうか。

足は問題ないのですが、心肺的にやや息が荒くなってきた感じに。

ここ数年運動不足気味だったのが、如実に体に現れます。

 

そして、疲れは判断をミスらせて、このまままっすぐ内幸町を行く予定だったのが、やや道をそれてしまいなぜか愛宕神社のほうに。

遠回りといえるほどのものでもないですが、「なんで、愛宕神社の前を通ってるんだろ自分」となってようやく道を間違えたことに気付きました。

 

 

 

日比谷から有楽町を経て浅草線沿いを歩く

 

途中でやや道はそれたものの、何とか修正して日比谷までたどり着きます。

ルートとしてはこんな感じ。

 

 

皇居外苑脇、帝国ホテルのそばを通りながら、

 

「そっか、偉い人は電車通勤とかなくて、会社近くの高級ホテルやタクシーを使うんだ」

 

などと天上の人々の働き方に思いをはせます。

 

そして、有楽町駅に到着。

このあたりで八時を過ぎており、始業時間の九時半に間に合うかどうか怪しくなり始めます。

 

 

そのため、すこし駆け足気味に。
とはいえ、山の手側と違い、下町側なのでアップダウンがそんなにないのが救いです。

 

 

デザイン模型の仮案として、てっぺんに『待ち針』をさしたら、そのまま『待ち針』ごと再現されてしまったことで有名な数寄屋橋交番の脇を抜けて、

 

 

銀座駅から、

 

 

東銀座駅までたどり着けば、あとはひたすら浅草線沿いに歩いていきます。

このあたりから本格的に間に合うか微妙なラインになったので、写真を撮る余裕がなくなっていきます。

そのまま、東銀座 → 宝町 → から江戸橋ジャンクション下をくぐり、

 

 

人形町 → 東日本橋で会社に到着することができました。

 

結果発表

 

到着時刻は9時35分。始業時間からは5分オーバー。出発が6時だったので計3時間半かかった計算になります。

実際に通った道を改めて計測してみると、

 

 

約14km。1時間4km換算で、ちょうど3時間半でした。

距離の見積もりに直線距離はだめですね(当たり前)

 

はてさて、ではこれで毎日通勤することが可能かどうかですが、さすがに毎日出勤に3時間半は正直現実的ではありません。

さらに、帰りも徒歩で帰宅するとなるとちょうど7時間。会社での勤務が残業なしで8時間勤務として、計15時間。

1日の半分以上を会社へ向かう時間と働く時間に費やされる計算ですね。

また、鍛えれば話は別かもしれませんが、ろくに体力がない自分では通勤後の仕事のパフォーマンスに著しく影響が出ます。

自分はデスクワークですから、まだマシかもしれませんが、普段から体力を使う仕事の人の場合は致命的かもしれません。

肌感的に徒歩の通勤限界距離は4~5kmくらいが限界だと思われます。

 

対して電車で通勤すれば、武蔵小山から東日本橋まで約30分前後。往復で1時間。なんと6時間も短縮が可能です。

満員電車に揺られたとしても、片道14km歩くのに比べれば、全然余裕です。

 

やっぱ、電車通勤って最高ですね。

 

あらためて、電車のありがたみを知ることとなりました。

 

WEB担当・三好
WEB担当・三好
と、そんなわけで5分の遅刻は大目に見てもらえないでしょうか

 

ダメ
副社長
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