とにかく何か仕事をしなくてはいけないでも何から始めていいかわからなかった

JCOM株式会社入社　山田恒成

最初は、今後役に立つスキルを
身に付けたいという考えだけでした

アキュートに出会ったのは、目指していた声優の仕事に対してひと段落した頃です。

専門学校に通い、その後事務所にも所属できたのですが、色々と環境の変化や自分の中で声優の仕事に折り合いをつけるきっかけがあったので、声優ではない仕事に就こうと思っていました。ただ、一般的な社会人としての就業経験がなかったため、どんな仕事を選んで、どうやって始めれば良いかもわからない状態でした。

知人を伝手に始めた仕事が思い通り進まなかった事もあり、今思うと社会人経験がなかった自分は非常に焦っていました。そんな時に代表の永吉社長とお会いする機会があって、Actbiz(当時は別の名称でしたが)を勧められました。今すぐにでも仕事をしないといけない状態だったので、正直良いとか悪いとか考える余裕もなかったと思います。ただ当時は、今後役に立つスキルを身に付けたいとは考えており、Actbizではそれが期待できたので始めることにしました。

社会人としての
コミュニケーション能力が身に付いた

Actbizでは就業先で働きながらキャリアコーチングを受ける仕組みなので、実際に働く就業先を調整してもらうところから始まりました。

担当コーチとなるTeachingAssistant（以下、TA）との初回カウンセリングで現状や将来について色々とお話をした結果、現職のJ:COMでの仕事に挑戦することを決めました。

2019年10月から、約2年間アキュートに在籍し、派遣先であるJ:COMで働きました。その後J:COMの契約社員登用試験に合格し、2022年1月に晴れてActbizを卒業できました。

2年間のActbiz在籍期間中、TAが職場だけでなく、私からの電話やLINEに対していつでもサポートやアドバイスをくれるのはすごく助かりました。考え方などのすり合わせに根気強く付き合っていただけたというのは、他では得難い存在だと思います。

特に僕は、人とのコミュニケーションに自信がなかったのですが、TAとのやり取りを通してうまく意思疎通が図れるようになりました。また、同時期に入った仲間と一緒に研修カリキュラムを通して、コミュニケーション方法を学ぶこともできました。

職場ではメンバーから頼ってもらえる存在に

現在J:COMの社員になってみて、今まで少し他人事だったことが自分事の範囲に入ってきたという感覚があります。同じチームには目上の方が多いので、今でも自分の至らなさを痛感する事はありますし、周囲の方々からサポートしていただく部分はあります。一方で僕にもパソコンの操作や得意な部分はあるので、そういった面ではメンバーの力になれている実感はあり、頼られていると感じる瞬間もあります。“山ちゃん”と呼ばれたり、下の名前で呼ばれたりするなど、本当に良くしてもらっています。

それでも社員になるにあたって、最初は不安や悩みもありました。大学を出て企業に就職した経験もなかったので、社員というものに対して少し恐れみたいなものがありました。でも上長に非常にお世話になっていたので恩返しをしたかった。今の立場のままだとこれ以上返していく事が望めなくなってきたという実感と、今の部長に、「そんなに難しく考えるな、これから何があるかわからないし、不安な事を考えて今動かないのはもったいない」と勧めてもらい、踏ん切りがつきました。